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デンタルオフィス虎ノ門 | 院長ブログ

2025年11月29日

歯の根元が痛いのはストレス?原因と今すぐできる対処法

「歯の根元が痛いのはストレスのせいなの?」
「虫歯じゃないのに根元がジンジンして、不安で眠れない」

歯の根元の痛みは、ストレスからくる歯ぎしりや食いしばりや自律神経の乱れ、免疫低下などが重なって出るケースが多いです。

忙しいと「そのうち治るし、歯医者に行く時間がない」と考えがちですよね?
でも心のどこかで「このまま放置して大丈夫かな」と不安になるはずです。

この記事でわかること

  • 歯の根元が痛い時に、ストレスが関わりやすい原因
  • 自宅でできる、歯の根元の痛みをやわらげる対処法
  • 歯科を受診した方がいいサインと受診を迷うライン

この記事を読めば、歯の根元が痛い理由の整理ができ、今日から試せる対処の手順と、受診の目安が見えてきます。


痛みへの不安をへらし、仕事や日常生活に集中しやすい状態を目指していきましょう。

ぜひ最後まで読んで、あてはまる部分から実践してみてください。

ボタン30秒

目次

歯の根元が痛いのはストレスのせい?

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歯の根元が痛い時は、ストレスが影響している可能性があります。
ストレスで筋肉が緊張し、噛みしめや歯ぎしりが増えるためです。


自律神経の乱れや免疫低下も重なり、痛みが出やすい状態になる可能性があります。

ストレスが口腔トラブルを引き起こす仕組み

ストレスが口腔トラブルを引き起こす仕組みは、体の反応が大きく関わります。
心の負荷が強い場合は全身の筋肉が緊張しやすくなり、歯やあごに力が入りやすい状態になります。

自律神経も乱れやすく、血流が不安定になり、痛みに敏感になります。

さらに唾液が減り、口の中が乾きやすくなります。

以下はストレスで起こりやすい反応です。

反応内容
筋肉の緊張噛みしめが増えて根元の負担が増える
免疫の低下歯茎に炎症が起きやすくなる
唾液減少刺激に弱い状態になりやすい
自律神経の乱れ夜に痛みが強くなりやすい

たとえば、寝不足が続く週は歯茎がうずきやすくなった経験がある人もいます。

心と体のストレス反応が重なると、痛みが強まる恐れがあります。

歯の根元が痛くなりやすい理由

歯の根元が痛くなりやすい理由は、歯ぎしりや免疫低下、自律神経の乱れが重なるためです。
強い力で噛みしめる習慣がある場合、歯の根元を支える組織に負荷がかかり、押すと痛む可能性があります。


免疫が落ちた時は歯茎が炎症を起こしやすく、歯の根元が痛みやすい状態になります。

自律神経の乱れは夜に血流が増えやすく、寝る前に痛みが強まる原因です。

以下に理由を整理します。

原因起きる症状
歯ぎしり、噛みしめ根元の圧迫痛、朝のだるさ
免疫低下歯茎のうずき、根元の炎症
自律神経の乱れ夜のズキズキした痛み

たとえば、仕事が重なる週だけ根元が痛む人は、ストレスで噛みしめが強まった可能性があるでしょう。

心身の負荷が増えると、歯の根元は痛みを感じやすくなります。

関連記事:ストレス性歯痛の対処法

参考文献:日本歯科医師会-歯が原因ではない痛み(歯科恐怖症)

歯の根元が痛い?ストレスと関連する歯の痛みの原因

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ストレスは歯ぎしりや噛みしめ、自律神経の乱れなどを引き起こし、歯の根元に負担をかけます。

心身の緊張が続くほど痛みが出やすいです。

歯ぎしりや食いしばり(ブラキシズム)

歯ぎしりや食いしばりは、歯の根元に強い力が集中しやすい習慣です。

ストレスで筋肉が緊張しやすい時は、寝ている間に奥歯へ過度な圧がかかります。

たとえば、朝起きた時にあごが重い人は、睡眠中に強く噛んだ可能性があります。

力のかかり方が不自然になるほど、根元の痛みが続きやすくなるでしょう。

自律神経の乱れによる痛みの増幅

自律神経が乱れると、痛みを感じやすくなる可能性が高いです。

ストレスが強い時は交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすく、血流も不安定になります。

たとえば、夜になると根元がジンとする人は、自律神経のバランスが崩れた影響を受けています。

心の負担が続くほど痛みは増幅しやすくなるでしょう。

免疫力低下による歯周病や炎症

免疫が落ちた時は、歯茎まわりに炎症が起きやすくなります。
ストレスや寝不足が続くと細菌への抵抗力が弱まり、歯周病菌が増えやすい環境です。
炎症が起きた歯茎は、根元の痛みやうずきにつながる場合があります。

たとえば、忙しい週だけ根元がジンとする人は、免疫低下で炎症が出た可能性があります。
歯茎の状態が悪いほど、根元の痛みは続きやすい傾向です。


噛み合わせや歯列接触癖

歯列接触癖は、上下の歯を軽く合わせる癖です。

ストレスが強い時は、日中でも無意識に歯を当て続ける人が増えます。
歯が接触する時間が長いほど、根元にじわじわと負荷がかかります。

たとえば、パソコン作業中に気づいたら歯が当たっていた人は歯列接触癖の可能性もあるでしょう。
強い力ではなくても、長時間の接触で痛みが出やすくなります。

唾液量の減少による知覚過敏

唾液が減ると、歯の表面が刺激に弱くなります。

ストレスで交感神経が優位になった時は唾液が減りやすく、冷たい物や風の刺激を感じやすくなります。
根元の部分は象牙質が出やすいため、痛みが鋭く出るケースが多いです。

たとえば、冷たい水を飲んだだけで根元がキーンとした人は、唾液量の低下が関わっています。

乾燥が続くほど、知覚過敏の痛みは強まりやすいでしょう。

虫歯じゃないのに歯が痛い「非歯原性歯痛」とは

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非歯原性歯痛は、歯に原因がないのに痛みが出る状態です。

筋肉や神経、鼻の炎症など別の場所の不調が歯の根元に広がります。

筋や筋膜痛による歯痛

筋や筋膜痛は、あごまわりの筋肉がこった時に起きる歯痛です。

咬筋や側頭筋は噛むために使う筋肉で、ストレスで力が入りやすくなります。
筋肉の緊張が続くと痛みが神経に伝わり、奥歯の根元が痛むように感じます。

たとえば、こめかみやほほの横を押した時に歯に響く人は、筋肉のこりが原因です。

歯に異常がなくても痛むのがこのタイプの特徴です。

副鼻腔炎(上顎洞炎)による痛み

副鼻腔炎は、鼻の奥の空洞に炎症が出た時に起きる痛みです。

上顎洞は奥歯の根に近い位置にあるため、炎症が広がると歯の根元に鈍い痛みが出ます。
鼻づまりや頭の重さが一緒に出た時は、この影響が強いです。

たとえば、前かがみになった時に顔の奥がズンと重くなる人は、副鼻腔炎の可能性があります。
歯に原因がなくても根元が痛くなるのが特徴です。

神経障害性疼痛や神経血管性頭痛

神経障害性疼痛は、神経そのものが過敏になった時に起きる痛みです。

三叉神経の刺激が強い時は、歯の根元に鋭い痛みが走ることがあります。
片頭痛のような神経血管性頭痛がある人は、顔まわりにも痛みが広がりやすいです。

たとえば、ズキズキした痛みが頭と歯に同時に出る人は、神経の反応が関係しています。
歯の治療ではおさまらないのが特徴です。

心臓疾患(心筋梗塞)の関連痛

心臓の痛みは、歯の根元に広がる事があります。

心臓とあごは同じ神経の流れを持つため、異常が歯に伝わる事があります。
胸の圧迫感や左腕のだるさが一緒に出た時は注意が必要です。

たとえば、運動後に胸の重さと左の奥歯の痛みが同時に出た人は、関連痛の可能性があります。
歯医者では異常が見つからないのが特徴です。

心理的ストレスによる痛み

心理的ストレスは、痛みを感じやすくなります。

ストレスが強い時は脳の痛みの感じ方が変わり、歯の根元の刺激が普段より強く感じられます。
歯の検査で問題が見つからないのに痛みが出る時は、この影響が大きいです。

たとえば、忙しい時だけ根元がジンとする人は、心理的負荷が原因でしょう。
緊張が続くほど痛みが増えるのが特徴です。

関連記事:ストレスで歯茎が腫れる医学的メカニズム

参考文献:日本口腔顔面痛学会-“原因不明の歯痛”の原因(非歯原性歯痛)

歯の痛みはストレスと関連している?自宅でできる痛みの対処法

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自宅でできる対処は、痛みを一時的にやわらげる助けになります。

根元の刺激をへらし、眠れない夜の不安にも備えやすいでしょう。

鎮痛剤の正しい使い方

鎮痛剤は、痛みがつらい時に短時間だけ助けになります。

根元の炎症が強い時や、ズキズキした痛みが続く時に使うと楽になります。

痛みに強弱がある場合は、食後にのむと胃が荒れにくいです。

たとえば、ロキソニンSやイブAなどが使われやすい薬です。

持続時間は4〜8時間ほどで、必要以上に使用せずに服用間隔を守り、飲み過ぎないようにしてください。

アレルギーや妊娠中の人は、薬剤師に相談すると安心です。

患部の冷却

患部の冷却は、根元まわりの炎症で感じる痛みをやわらげます。
炎症がある時に温めると血流が上がって痛みが強くなります。

たとえば、ほほの外から保冷剤をタオルで包んで5分あて、5分休む方法は負担が小さいです。


強く冷やしすぎないように注意して続けてください。

口腔ケア

口腔ケアは、歯の根元の刺激をへらすために重要です。
強いブラッシングは根元のしみる感覚を悪化させます。

ポイント

  • 歯ブラシを軽く持つ
  • 毛先を根元に押しつけない
  • やわらかい毛のブラシを使う

たとえば、鉛筆を持つより弱い力で磨くと、歯ぐきへの負担が少なくなります。

痛みがある部分は短く軽く磨いてください。

痛みに効くツボやマッサージ

痛みに効くツボやマッサージは、筋肉のこりをゆるめて根元の違和感をへらします。
ほほやこめかみの緊張が取れると、歯に響く痛みもやわらぐでしょう。

おすすめのポイント

  • こめかみの少し前
  • ほほ骨の下のへこみ(咬筋のつけ根)

たとえば、ゆっくり円を描くように10秒ほぐすと、筋肉のはりが落ち着きます。

強く押しすぎず、やさしい力で続けてください。

刺激物や硬い食べ物を避ける

刺激物や硬い食べ物は、根元の痛みを強くする原因です。
炎症が残っている時は、食事の内容を少し変えるだけで負担がへります。

避けたい食品

  • 冷たい飲み物
  • 熱いスープ
  • ナッツ類
  • せんべい
  • 刺激の強い料理

たとえば、常温の飲み物ややわらかい料理に変えるだけで、痛みが出にくくなります。

寝る姿勢の工夫

寝る姿勢の工夫は、夜に強くなる根元の痛みをやわらげます。
平らに寝ると頭に血がのぼり、根元の痛みが強くなりやすいです。

おすすめの姿勢

  • 頭を少し高くして寝る
  • 横向きで痛い側を上にする
  • 食いしばりをへらすために舌を上あごにつける癖をつける

たとえば、タオルを一枚まくらの下に入れて高さを上げると、夜のズキズキがへります。

ストレス性の歯痛を防ぐ生活習慣

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ストレス性の歯痛を防ぐ生活習慣を身につけると、根元の痛みの再発をへらしやすくなります。

睡眠や休息を最優先する

睡眠や休息を最優先すると、歯の根元の痛みが出る状態を和らげます。
夜に眠れない日が続くと、自律神経が乱れて食いしばりが強くなるかもしれません。

疲労が重なるほど、根元の痛みは出やすくなるため、生活の中で休む時間を確保してください。

たとえば、

  • 寝る一時間前にスマホを見ない
  • 暗い部屋で静かな環境を作る
  • カフェインを夕方以降に取らない

以下は睡眠不足と歯痛の関係をまとめた表です。

状態歯に出やすい変化
睡眠不足食いしばりが強くなる
疲労の蓄積自律神経が乱れる
夜更かし根元の痛みが出やすい

無理のない範囲で、まずは睡眠時間を少し増やしてください。

ストレスコントロール

ストレスコントロールを意識すると、痛みの感じ方が落ち着きやすくなります。

呼吸が浅い状態はあごの筋肉に力が入り、歯の根元に響く痛みが増えます。
短い時間で心と体を整える習慣を取り入れると、歯痛の再発を予防できるかもしれません。

取り入れやすい習慣

  • 鼻から4秒吸い、6秒でゆっくり吐く
  • 散歩を10分だけ続ける
  • 目を閉じて呼吸の動きに意識を向ける

たとえば、朝の通勤前に3回ゆっくり息を吐くだけで、肩まわりの緊張がやわらぎます。

気負わずに続けてみてください。

歯ぎしり、食いしばり対策

歯ぎしり、食いしばり対策は、根元の痛みを防ぐコツです。

あごに強い力がかかると、根元の歯根膜が圧迫されて痛みが出ます。
歯列接触癖を減らすだけでも負担が少なくなります。

以下は負担を減らす方法の比較です。

対策効果の特徴
歯列接触癖の改善日中の噛みしめを減らす
ナイトガード寝ている間の歯ぎしりを減らす
舌を上あごに置く癖かみ合わせの力を分散する

たとえば、家の中に「歯を離す」と書いたメモを貼ると、噛みしめに気づきやすくなります。

根元の痛みが繰り返す人は、歯科でナイトガードの相談も役に立ちます。

免疫力を落とさない食生活

免疫力を落とさない食生活は、根元の炎症を防ぐために役立ちます。

ストレスが強いと免疫が下がり、歯ぐきの炎症が出やすいです。
食事の内容を少し変えるだけで、口の中の環境が整いやすくなります。

意識したい食品

  • ヨーグルトなどの発酵食品
  • ビタミンCが多い野菜や果物
  • たんぱく質が取れる肉や魚

たとえば、朝食にバナナとヨーグルトを加えるだけで、体力が落ちにくくなります。

無理なく続けてください。

歯の根元が痛い!歯科受診が必要なサイン

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歯科受診が必要なサインを知ると、放置してはいけない痛みを見逃しません。

根元の痛みが強い時は早めの判断が安心につながります。

腫れや発熱、激痛がある場合

腫れや発熱が出た時は、歯茎の中で強い炎症が進んでいる可能性があります。

根の周りに細菌が増えた時は、腫れが広がりやすく痛みが強いです。
夜に眠れないほどの激痛が出た時も、早めの受診が必要です。

たとえば、頬がむくむように膨らんだり、37.5度以上の熱が続く場合は急性の炎症が疑われます。

市販薬だけで対処すると悪化する事があるため、歯科での確認が安心です。

1週間以上痛みが続く場合

根元の痛みが1週間以上続く時は、自然におさまらないケースが多いです。

ストレス性の痛みは数日で軽くなる事が多いため、長引く場合は別の原因が潜んでいます。
歯周病や根のトラブルがあり、放置すると炎症が広がる場合があります。

たとえば、3日ほどで治っていた痛みが今回は長引いている人は、早めに診てもらう方が安全でしょう。

噛むだけで強い痛みが出る場合

噛む時だけ強く痛む場合は、根の先や歯周組織の炎症が疑われます。

噛む力が根元に集中すると、炎症が刺激されて痛みが走ります。
特定の食べ物だけで痛む場合も、このタイプが多いです。

たとえば、パンのような柔らかい食べ物でもズキっとする時は、根の病変が進んでいる可能性があります。

早い段階で治療すると悪化を防ぎやすいです。

顔面痛や胸痛などが併発するケース

顔面痛や胸の圧迫感が同時に出る時は、歯以外の原因が考えられます。

副鼻腔炎、神経痛、心臓の関連痛などが歯の根元に響く場合があります。
歯の検査で異常がないのに痛みが続く時は注意が必要です。

たとえば、左の奥歯の痛みと胸の重さが同時に出る場合は、心臓の関連痛の可能性があります。
歯科と内科のどちらにも相談すると安心です。

関連記事:虫歯による歯茎の腫れの放置は危険?悪化サインと早めに受診すべき症状

【まとめ】歯の根元の痛みとストレスを理解し、安心して過ごすために

最後に、歯の根元が痛い時に知っておきたい内容を整理します。

  • ストレスは歯ぎしりや免疫低下につながり、根元の痛みを引き起こす
  • 非歯原性歯痛は歯以外の不調が痛みの原因になる場合がある
  • 自宅では冷却や鎮痛剤、歯磨き圧の調整などで痛みを軽くできる
  • 痛みが長引く時や腫れや発熱がある時は歯科受診が安心につながる
  • 生活習慣の見直しやストレス対策で再発を防ぎやすくなる

今日からできる対策を少しずつ試して、痛みの負担を減らしていきましょう。

歯の根元の違和感が続く場合は、早めに専門の診察を受けると安心して過ごしやすいです。

歯の痛みは体の変化に気づくサインです。

無理せず、自分の体を守る行動を意識してみてください。


あなたの生活が少しでも楽になる手助けになればうれしいです。

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 この記事を書いた人

デンタルオフィス虎ノ門 院長 柳瀬賢人

デンタルオフィス虎ノ門 院長 柳瀬賢人

所属学会・勉強会

経歴

出身高校

  • 愛知県立明和高等学校

柳瀬賢人 – Wikipedia

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